この写真は・・・
世界一大きい花!!
ショダイオオコンニャク
テレビ画面で見るのと、大違い!とにかく大きい!!
まだまだ知らないものがいっぱいの世界です。
真夏の光の中で、ちょっと気分転換をして、減退気味の食欲もリセット!!
木陰を作ってくれる大木達、元気に咲いている花々にパワーを頂いた私です。
一緒に植物園へ行ってくれた、お友達のパパが見つけてくれた、着実に、実りの秋へ向けて成長している、青い柿!
改めて、「この夏、私もグンと成長しよう!!」と、思いました。
8月の料理教室もお楽しみに!
お問い合わせは下記まで
Mail : t_taguchi@food-design.co.jp
☎ :03-6424-5011
来月のイギリス料理クラスのテーマは
「ガーデナーのためのランチ」
ガーデナーには、思い出があります。
私が留学中お世話になったホストファミリーのパパは、ガーデニングが大好きだったのです。
ママは、「パパはね、昔はそれは素晴らしいガーデナーだったのよ」と、いつも言っていました。
ガーデニングはとても体力と気力のいる仕事です。
パパも、歳をとるにつれて芝生などの世話が大変になり、温室で一日中ゼラニウムの世話をしていることが多くなったのだそうです。
ハサミを使うのも大変になり、決して完璧とは言い難いゼラニウムの鉢植え達でしたが、それらを愛おしそうに丁寧にお世話するパパ。
ふと目を上げて、温室からリビングの私たちに手を振り、また優しくゼラニウムの葉を撫でるパパ。
食べ残しのベーコンやパン屑を、庭にある鳥の餌台にのせ、まるで自分の子供か孫でも見るかのように優しく見つめるパパ。
パパは、私が出会った初めてのイギリスのガーデナーでした。
頑固で優しいガーデナーでもあり、人前に出るときは必ず鏡の前に立ち、イギリス紳士らしい一面も見せてくれたパパ。
パパが旅立ってからもう何年も経ちます。
ガーデナーという言葉を聞くたびに、イギリス人らしいブラックジョークの大好きだったパパを思い出します。
こんなことを想いながら、来月のレシピを書いている私です。
この、かわいい動物たちは・・・
友人からのイースターの贈り物
あまり嬉しくて、ウサギちゃんをさっそくOPEN!!(ちょっと破れているのはそのせいです・・・)
いつもいつも、友人の温かい心遣いに感謝します。
どんな時も、周りの人に支えて頂きながら生きていることを忘れないようにしよう、と思います。
下に敷いてあるレース編みは、イギリスのママが送って下さったもの。
一生懸命に、私のために選ぶその姿を想うと、感謝しても感謝しきれません。
忙しい日常の中で忘れがちな、感謝の気持ち、そして人を思いやる気持ちを、こういう時代だからこそ、大切にしたいと思います。
「人生の中で一番大切なことは、“どう生きるか”ということだ」
幼いころ父がよく私にかけてくれた言葉です。今、ようやくその意味が解かってきたような気がします。
少し遅いけれど、ハッピーイースター
今日は、豪華なお皿が並びます!
お友達からお誘いを受け、リプトンブルックボンドハウスへ行ってまいりました。スチュワード麻子さんがゲストで招かれ、伺うことができると聞き、ワクワクしておりました。
冷たい雨と風の中、二人で風邪気味の鼻をグズグズいわせながら歩き、店内へ入ると、すでにとても良い紅茶の香り!
それは、今朝、届いたばかりのニルギリでした。
前菜は、フォアグラのテリーヌ。
紅茶でマリネしたイチゴのサラダ。少し、食べるのに苦心しましたが、さわやかでとても美味しかったです。
メインは、サワラのグリエ。
懐かしい、赤キャベツを蒸したもの。これ、料理学校でも作って、とても美味しかったことを記憶しています。が、料理名はコテコテのフランス語でした。
(中世以降、イギリス貴族はフランス人の料理人を置いていた、という歴史のせいで料理学校の教科書も英語とフランス語が入り混じっていました。)
ソースは、タップナード(オリーブのソース)と、あさりのソース。
サワラもジューシーで、とても美味しかったです。春のお皿でした。
デザートは、森をイメージした、というマカロン。
素晴らしく大きくて甘酸っぱい、ブラックベリーとラズベリー!!
両方とも、季節になるとマーケットに並び、心を躍らせたことを思い出します。
アクセントにくるみとアーモンドが効いていて美味しかったです。
お食事が終わると、スチュワード麻子先生のお話。
紅茶を作っている茶園を巡られた時のお話をたっぷり!
とっても勉強になりました。改めて、素敵だな、と思いました。
紅茶も、お食事も、お菓子も、みんな愛情をたっぷり注いでもらって、幸せそうでした!!そういうものを頂く時、理屈抜きで幸せな気分になります。
友人と、初めてお会いした方々と、楽しいおしゃべりをしながら過ごした時間は、私にとって、とても温かいものでした。
感謝。